カラスっぽいブログ

感想置き場、基本ネタバレなし リンクフリー

カテゴリ: その他



コインカウンタなるもの。
小銭の整理めんどくせえなと思っていたときにヨドバシの金庫コーナーでこういう製品を見つけ、これは良いなと思って購入したという経緯・・・、だったはず。いやしかしこれは逆だったかも知れない。たまたまヨドバシをふらついていたらこういう商品を見つけ、「そういや小銭の管理面倒だな」と気づき、これは便利だなと思って購入した・・・、という経緯だったのかも知れない。今となってはどちらだったのかはわからないが、後者の可能性の方が上だと思う。なぜならば、そもそもにおいて、こういった商品を目にしなければ、小銭問題をわざわざ解決しようなどとは思わないだろうからだ。そういった発想自体出てこないと思う。なので、結論としてはヨドバシは罪深い存在だなということになるが、一方、ヨドバシをふらつきたいという欲望を押さえることはできない。さすがに今は自粛しているが。
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この「リンクメモ」は名前の通りリンクとそれに対する感想をメモったものである。岩波ジュニア新書のインターネットに関する本を読んでいたら、最初期のブログはメモ付きリンク集みたいなものだったという記述があり、それが原因で思いついた。



朝日新聞デジタル 新井紀子 2019/10/11 2019/10/13に読む
AIとソ連の「もしも話」から、二つの意味が引き出される。ひとつは、AI技術の目標と、全体主義・計画経済はよく似ているということ。もうひとつは、質を量で測ることの危険性。幸せを数字で表すことはできない。



東洋経済ONLINE デービッド・アトキンソン 2019/10/03 2019/10/16に読む
日本人に足りない「要因分析」をすすめた結果、現在の停滞の原因は1964年にあるとの驚きの結果。この年から「衰退」がスタートしたのだという。衝撃的な見解だが、高度成長を人口増加だけで説明するのは疑問。



AERA 2019/10/15 2019/10/18に読む
日本人を苦しめる「嫉妬」の念。世の中には、きちんと出席しないのに成績がよいのは「ずるい」と、教師に訴え出る生徒もいるのだとか。宗教が弱体化した結果、人間の自己絶対化が進んだという、宗教家の見解が興味深い。



現代ビジネス 御田寺圭 2019/10/19 2019/10/21に読む
「ジョーカー」が君臨することになったのは「結果」であるという考察。「ジョーカー」は悪の原因ではなく、「結果」である、と。社会に包摂されない弱者が世の中には存在する、と。



「人を助けず、立ち去れ」が正解になる日本社会
PRESIDENT Online 御田寺圭 2019/10/21 2019/10/22に読む
トロッコ問題に対して現代社会が出した答え、それは「現場から立ち去る」ではないか?岩国トロッコ問題は現代日本の挑戦に伴うリスクの大きさを象徴している、と。



巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ
本しゃぶり 骨しゃぶり 2019/10/22 2019/10/23に読む
女にとっての「巨乳」は「股間」ではないかという説に対する反駁。女性が「心が通じる有能なイケメン」が好きであってもそれは本能に従っているだけで男と大差ないのではないか、と。そして、そういうものがただ単に炎上しにくいだけでは、と。



「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」
現代ビジネス 御田寺圭 2019/12/9 2019/12/9に読む
「キモい」という言葉に対するカウンターとしての「負の性欲」。理性を性欲であると言明されてしまったのが、一部の人間にとっては腹が立つらしい。また、話を性淘汰の話にまで広げているのが面白かった。



レッズ・エララ 神話体系 残響 2019/10/19 2019/12/31に読む

幸か不幸か、SNSと相性が良すぎる人間というものがいるらしい。一般的に言って相性が良いことは良いこととされている、しかし、Twitterと相性が良いという場合、無邪気に良いとは言えないのかも知れない。
カラスの場合、幸いにもTwitterとの相性は悪く、ほとんど発言することもなく、リツイートといいねを押すだけといった趣だ。だから、Twitterに生活を喰われてしまうという感覚はわからないし、ここにあるような、『「SNSの仕様そのものに疲れた」』とか『「SNSで、自己が分裂していってしまう自己嫌悪」』という感覚そのものがわからない。
わからないということはおそらく良いことなのだろう、そして、わからない人間には批判する資格などあるまい。それに、趣味に打ち込みたいという優先順位の問題であるならば、他人がとやかく言う問題ではない。しかし、それでもやはり、ちょっともったいないなと思ってしまう。ネット上にあげたものはなるたけ削除するべきでない派、なのでね。

「●さいごに」の中に興味深い記述がある。
「消滅」を恐れなくなったというのだ、これはちょっと羨ましい。自分は残念ながらそういった境地にはほど遠く、自分が死んだ後もどうにかこうにか、この世に対する痕跡が残ってくれればいいなあと、恋々としている有様。
とてもではないがこういった風な悟りきった境地には至れそうにない。



現代ビジネス 御田寺圭 2020/1/23 2020/1/26に読む
重い記事。いわゆる植松理論に対して反論することの難しさを、淡々と述べている。多かれ少なかれ誰であれ、皆有用性というもので人を判断していないか?こう問われたときに、否定することはとても難しい。



東洋経済ONLINE 角田陽一郎 2020/3/1 2020/3/2に読む
本好きが本嫌いに、なぜ本を読まないのか、その理由を聞いてみた記事。上から目線ではなく、あくまで純粋な好奇心の赴くままに聞いているのがよい。
本嫌いのA氏があげる、本を読まない五つの理由だが、最初の三つは予想通りでさして驚きはない。つらい・時間がかかる・楽しくない、いずれも想定内だ。しかし、四つめと五つめは想像のはるかに斜め上をいっている。
曰く、「書き手が知らない人だから」・「ネットのほうが便利だから」だそうだ。この発想はなかった。特に、本の内容に関して知りたければまとめサイトをみればよい、という発想には唖然としてしまった。



栗ティーク21のブログ 栗ティーク21 2012/1/21 2020/3/9に読む
福沢諭吉と大村益次郎が議論をしていたというのは初めて知った。あんま接点が無さそうな二人だったので意外。「大村(村田)が憤慨したのは当然だと思う。」とあるが、なるほど確かに。「どこか他者の心情に対する鈍感さを窺わせるのである。」とあるが、そういった福沢諭吉の空気の読めなさが印象に残った。



栗ティーク21のブログ 栗ティーク21 2012/2/1 2020/3/15に読む
與那覇潤の「日本の中国化論」についてはどこかでチラッと読んだことがあり、その時はいまいちピンと来ないなあというもやっとした感想を抱いたにとどまったが、この論考を読むと自分の抱いた違和感が明晰かつ的確に言語化されており、膝を打った。特に『「中国的な民主主義」という言葉自体が形容矛盾なのである。』という指摘に激しく同意。
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microUSBは物理的な意味での耐久性にやや難があり、かつてとある端末のmicroUSBをダメにしてしまったことがある。何かよい解決策はないかとヨドバシでふらついていたところ出会ったのが、USB Type-C用のマグネット脱着式ケーブルである。Type-C用があるならばmicroUSB用もあるだろうということでヨドバシドットコムで検索したところいくつかヒットしたが、その中でこの製品を選んだ。なぜこの製品を選んだかはもう覚えていないが、恐らくマグネット部分の形状で選んだのだろう。現在使用しているUSB Type-C用のケーブルの脱着部分の形状が楕円形なので、それと似たような形状を避けた結果、この製品を選んだものと思われる。そんな経緯で購入したが、この製品、とても重宝しており買って良かったと思えるアイデア商品である。やはり、何となくヨドバシをふらつくという楽しみはなかなかやめられそうにないのだ。
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専門的なアレではなくて、初心者向けにプログラミングの概念を伝える内容っぽいなと思い購入。雑誌なのであまり分量は多くないものの、プログラミング入門と言うよりも、プログラミングのイメージを実例を通して伝えるという内容で結構満足した。まさにこういう本が読みたかった、面白かった。プログラミングとは論理そのものであり、国語とプログラミングの関係はどうなのか、とか、教育におけるプログラミングの効用、といったテーマにも興味が向いたので、いつか特集して欲しいなと思う。
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普段本を借りるときは事前にネットで予約して取りに行くだけで、図書館をふらふらすることはめったにないのだけれど、たまたま気が向いて、返却のついでになんとなく本棚の間をふらついていたら見つけた本。
多摩デポブックレットというまったく聞いた事のないローカル臭あふれるシリーズの12冊目らしいが、おそらく、本屋にはなかなか置いていないようなタイプの本だろう。
こういうタイプの新刊書店でも古書店でもなかなか見かけないようなマニアックな本に出会えるというのは、図書館のよいところだろう。これからは、適度に、図書館の中をふらつきたいと思う。

発行に、共同保存図書館・多摩とあるように、このブックレットは図書館が発行するシリーズらしい。
講演の記録で、50ページ弱。その内容はと言うと、図書館だけではなく、「本」にまつわる題材を手広くそしてわかりやすく適切な分量で語っており、ページパフォーマンスにすぐれた中身のある本だった。



桑原武夫蔵書廃棄問題から、話は始まる。
桑原武夫の蔵書が寄付されたものの、色々あって廃棄されてしまった、そして、その理由というのが、「桑原蔵書が市の図書館全体の蔵書と重複するところがあったから」(P5)だという。
ここから話は展開され、著者は、モノとしての本とデータとしての本の違いについて説明する。
○○蔵書というのはモノとしての本の集合体だ、そして、そこにこそ価値がある。
どこに付箋がはってあるか、線が引いてあるか、どれくらい使い込んであるか、そういったモノとしての本、物質としての本、が提供する情報を得ることができるからこそ○○蔵書には価値があるのだ。
本をデータとして考えるならば、重複があるから廃棄するというのは合理的な態度であり、なんら責められる理由はないかもしれない、しかし、モノとしての本という視点から見ると、桑原蔵書の廃棄は重大な損失になるのではなかろうか、と。
モノとしての本と、データとしての本、この発想が面白く印象に残った。



3章の副題は『「蔵書を図書館に寄贈するよりも、古書店に売るほうがいい」と考える理由』となっている。その理由として図書館に余裕がないという事もあげられているが、それだけでなく、現代はネット時代なので、古本市場に本が回れば、欲しい人必要な人の手に渡ることになる、むしろ図書館に寄贈するとそのまま死蔵されていつまでたっても、その本が陽の目を見ないという事になりかねない、という理由をあげており続けて、「ネットが普及してから、本を所有する意味が変わったように思います。」(P22)とある。
確かに、これは同感。
ネット時代においては所有する事の意味が変わってくる。例えば音楽がそうだけれど、わざわざCDを買うというのは、いまやコレクション的意味合いが強い。それかあるいは、お布施的意味合いか。
本というのも、多くは電子書籍化されているし、そうでなくとも、欲しければネットで検索して注文すればよい。
だから、本を手放すことに対しての心理的抵抗はかなり薄れたというのがある、欲しいと思えば検索すればよいのだから。



他にも、新刊書店、古書店、図書館はそれぞれ役割が違うのだから、図書館が新刊書店の真似をしなくてもいいだとか、今言われている出版産業の危機は、ビジネスの失敗に過ぎないのではないか、など、なかなか面白かった。
50ページ弱にしては中身が濃く印象に残る内容で、このシリーズはきちんと読んでみたいと思ったね。

amazon honto
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『日本の風俗嬢』の著者中村淳彦による本。あの本はタイトルどおり日本の風俗嬢とそれを取り巻く環境を描いた本であり、貧困そのものはそこまで大きく扱われてはいなかった。
この本はタイトルの印象とは違い、貧困と風俗の関係を描いた本である。副題の『若者貧困大国・日本のリアル』こそがタイトルにふさわしいのでは?、と思ってしまう。

この本を読了して思うのは日本社会は壊れつつあるのではなく、もうとっくに壊れているということだ。そうとしかいいようがない。



・奨学金

奨学金というと一時期まではもらうお金だとばかり思っていたしかし、それがどうやら借金らしいという事を知ったのは数年前。
その時はニュースかなんかでチラッと見たぐらいなので、大学生たちがどんな状況にあるかは知らなかった。せいぜい、無知だったり切羽詰った学生がついうっかり奨学金を借りてしまい、それで苦しんでるんだろうなあ、くらいの感想。
まさか、ここまで酷い状況になっているとは知らなかった。

現代の大学生にとっては奨学金を借りて大学を卒業するという事が結構普通のことらしい。卒業したとしても借金が残り、ギリギリの状態で生活し、ブラック企業に酷使されてゆく。
著者は、ハッキリとこれは学生を狙った貧困ビジネスであるといっている。貧困ビジネスに国が加担しているのだ。


・真面目な女子大生ほど風俗を志向する

真面目で将来を考えている女の子ほど、真面目に風俗で働いてある程度貯金して就職する、そういった状況になっているらしい。というか、ほかに選択肢がない。
これが、風俗ではない普通のバイトだと、そもそも勉強する時間がない。働いて働いて、寝てまた働いて、なわけで余裕がないし金もたまらない。
その点風俗ならば、本人に資質がある場合きちんと働けばお金もたまるし時間にも余裕ができる。そして、就職活動にも集中できるとよい事尽くめなわけで、頭が良くてまじめな子ほど風俗にいくという、なんだかとんでもない状況になっているらしい。


・風俗に流れる男子大学生

そして、風俗に流れるのは女子大生だけではない、同性愛者相手にカラダを売る男子大学生も出現している。
もちろん金がないゆえだ、学費の高騰と親世代の経済的苦境が原因だ。これが著者によると「平成型苦学生」である。


・沖縄の貧困

沖縄の貧困も凄まじい、はっきりいって救いがない。ここまでひどいことになっているとは知らなかった。
まともな仕事がなく、公務員くらいしかまともな生活が出来る職業がないらしい。
普通に学生生活を送れるのは風俗嬢だけという現実にげんなりしてしまった。



読了してこれだけ陰鬱な気分になる本もめずらしい、一気にMPをもっていかれた感じだ。
本の中で二度も引用されている、大内教授の「日本はもう、壊れていますよ……メチャクチャです」という言葉が強く心に残ってしまう。
とりあえず、奨学金制度だけでも何とかすべきだろう。国が若者に金を貸して利子を儲けるなどあってはならないはず。
というかそもそも、奨学金などという名前のくせに内実はただの借金というのが恐ろしい…。

amazon honto
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マキャベリと言うと権謀術数みたいなイメージがあって、目的のためには手段を選ばぬ的な、暗いイメージが付きまとう。
要するにオーベルシュタインのようなタイプのキャラクターが、いわゆるマキャベリストなどと呼ばれるもので、それに付きまとうイメージは、物事の裏面を担当する、手を汚す事をためらわないという感じのイメージだ。
つまりは、マキャベリは一つの思想として受け入れられている、政治をおこなううえでは、あらゆる権謀術策を尽くせという教えとして。
世の中はこうなっているもの、と説明するのが科学で、
人はこうすべきと教えるのが思想ならば、
大部分の人間は、マキャベリは思想家であると答えるだろう。
それも、みもふたもなく実用一点張りのあぶない思想家として。

しかし、この書物を読むと、マキャベリに対するそういったイメージは一転する。
マキャベリは、確かに思想家かもしれないが、それ以前に科学者なのだ。
人間や政治という、実験室で検証することはできない題材を扱っているが、彼の視線は確かに科学者のそれ。
人間とはこういうもの、政治とはこういうもの、例えば、水が百度になると蒸発するという真理を語るのと同じ口調で、彼は政治と人間の真理について語る。
それは、こうあるべきとか、こうするべきといった、思想や理想を語る口調とは程遠い、かといって諦念とも違う。
彼はただたんに、目の前の事実を平坦な口調に述べたに過ぎない、それに対して反発を覚えるならば、万有引力の法則や、質量保存の法則に対しても反発を覚えるべきだろう。
彼はただたんに目の前の現実を切り取り、こういった場合は人間はこう動く、あの場合はこう、と観察し分析し記述したに過ぎない。
彼が、こうすべきと言うとき、それは人はこう生きるべきという理想を語ったわけではなくて、国を上手く収めるためにはこうすべき、という意味なのだ。

従って、彼の言葉には理想はない、そこに不満を覚える人間もいるかもしれないが、そもそもにおいてマキャベリに理想や思想を求めるのが間違いなのだ。
ここにあるのはただ事実、そして、ただの法則。



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Kindle
 honto
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タイトルのおかげで損をしている本ではないだろうか。
やたらに刺激的で思わず眼を剥いてしまうタイトル、しかも著者はフランス人という事で、どうせドイツ嫌いのフランス人がやっかみ混じりにドイツをディスっているんだろうなどと、はじめて本屋で見かけたときは思ってしまったものだ。
そんなふうに思ってしまい、本を手に取ることなくスルーしてしまった人は多いと思う、そんな人はぜひともこの本を手にして欲しい、いや買えというわけではない、ただ、本を開いて最初のカラーページを見てほしい。
一目でわかることだが、ガスパイプラインの終着点のほとんどがドイツだったりする。(笑)
これほどまでわかりやすい、「ドイツ帝国」の地図というのもなかなかないかもしれない。
それだけでなく、本書を紐解けばわかるが、EUが実質ドイツ帝国とかしているという事が、著者の口を借りて繰り返し語られる。
そして、そのドイツ帝国の成立に一役買ってしまったのがフランスだというのだから、面白い。
著者によれば、フランスには独特の恐独病というモノがあるらしく、ドイツは怖いから刺激しちゃダメとばかりに気を使っていたら、いつのまにやらドイツがEUの王座についてしまったという事らしい、それもドイツ人が望んだわけではないのにも関わらず。
誰も掣肘する者がいない結果、えっいいんすか?とばかりにいつのまにやらドイツ帝国を築き上げてしまったドイツ人。
そんなドイツを著者は過激な言葉を弄してディスっている。


引用

P143
しかしドイツは、すでに二度にわたってヨーロッパ大陸を決定的な危機に晒した国であり、人間の非合理性の集積地の一つだ。ドイツの「例外的」に素晴らしい経済的パフォーマンスは、あの国がつねに「例外的」であることの証拠ではないか。
ドイツというのは、計り知れないほどに巨大な文化だが、人間存在の複雑さを視野から失いがちで、アンバランスであるがゆえに恐ろしい文化でもある。
ドイツが頑固に緊縮経済を押しつけ、その結果ヨーロッパが世界経済の中で見通しのつかぬ黒い穴のようになったのを見るにつけ、問わないわけにはいかない。
ヨーロッパは、二〇世紀の初め以来、ドイツのリーダーシップの下で定期的に自殺する大陸なのではないか、と。
そう、ドイツに対しては「予防原則」が適用されるべきだ!


いやちょっとさすがに言いすぎなんじゃないかな?(笑)
そもそも、二度の世界大戦の原因をドイツにだけおっかぶせるのはおかしくね?、と思ったり。
まあそんなふうな感じで、ちょっとドイツをディスりすぎかなと思う部分はあるけれど、今のEUはどんなもんなのかというのを知ることができ、面白かった。
一応EUには大統領がいるんだけど存在感空気な上に、なんとなくEUっていうとメルケルっていうイメージがあって、それが不思議だなって思ってる人は読んだほうがいいんじゃないかなって気がする。


わかりやすい要約
書評・「ドイツ帝国」が世界を破滅させる エマニュエル・トッド 文春新書



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